マツコと怒る技術


マツコ・デラックス「今のテレビ業界を語る」】
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邦画や映像全般におけるオチで、”温水洋一使っときゃいいでしょ”的な、
竹中直人にちょっと変なキャラ付けて出しとけば、見栄えするでしょ、的な。
昨今のバラエティ番組におけるマツコ・デラックスの位置はそれに等しい。


〜『ゴメンね。簡単にひな壇で芸人さんと一緒に並んじゃって。
魂って、意外と簡単に金で売れちゃうものなのね。金に目がくらんだのよね』


この辺がうまいなぁと思う。
7割ぐらいの本音を、9割ぐらいの気持ちで魅せる技術。
有吉弘行もそんな感じじゃないだろうか。


他人に対して自分が持っている不満を、正確に伝えるのはかなり難しい。
”今、私は怒っています”というのは、凡その場の空気で伝わるが、
”どれくらい怒っているのか”を正確に伝える事が出来る人はなかなかいない。


『ホメる技術』なんてのは、今までにも沢山の指南書や方法論が語られてきたけど、
『怒る技術』の方は、まだまだ語られていないように思う。


「日本人は怒るのが下手」「グローバル化には怒る技術が必須」
「怒るというコミュニケーション」「モテる怒り方」


この辺のキーワードで一気に流行らせればーー。